わたしは長崎県島原市内で花屋を長年営んでいます。そして１０年ほど前から野良猫の保護活動を行っていました。

　あるとき、知的障がいの方から「猫を譲り受けたい」という相談がありましたが、この時は譲渡することが困難でした。花や動物を取り入れた障がい者の就労支援があってもいいのではないか、と思うようになりました。

　さらに、ストレスを抱えた子どもたちにも花や動物に触れることで、癒しの場を提供できるのではないか。そして触れあいを通して、犬や猫は粗末な生き物ではないことを体感してもらえるのではないかと思ったのです。

　こうして誕生した「瑠璃の樹」では、花と犬猫そして子どもたちを囲む場所づくりが始まりました。みなさんもぜひこの場所を体験してみませんか。　

特定非営利活動法人瑠璃の樹　理事長　小田 美和

　動物（主に犬猫）の保護やTNR（※）活動を行いながら、飼育方法についての個別の相談支援もあわせて行っています。

　飼い主のいない猫を減らし、地域の快適な生活環境を守ることに貢献することを目的としているからです。

（※）TNR活動とは、飼い主のいない猫に対して、捕獲(Trap)し、不妊去勢手術(Nueter)を施し、元の場所に戻す(Return)という、野良猫の一代限りの命を全うさせるという活動のことです。

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　一人ひとりと丁寧に向きあうことで、毎日の生活をサポートしています。「あかり」の名前が表わすとおり明るく、楽しい子どもの居場所をめざしています。

　まずは体験だけでも、お気軽にお問いあわせください。

（※）学童クラブとは、保護者が就労などで昼間家庭にいない小学生を対象にした放課後の遊び及び生活の場のことです。

　花屋や動物保護の活動と連携した就労の支援が特徴です。小さな事業所ですので、ゆったりとした時間の流れのなかで、花や動物と触れあいながら就労の訓練を行っています。

（※）就労継続支援B型とは、年齢や体力などの面で雇用契約を結んで働くことが困難な方が、軽作業などの就労訓練を行うことができる福祉サービスのことです。

「LEAF」では、利用者を募集しています。

• 自分のペースで働きたい
• 猫やお花に関わりたい
• 子どもと関わりたい

猫やお花そして子どもに囲まれた環境ですから、ゆったりとした雰囲気のなかで働くことができます。

自分にできるか不安があるという方には、ご相談や見学をおすすめします。まずはお気軽にお問い合わせください。